あなたの結婚の後半を生き残るためにどのように
JAL出身者は、ANAに耐えられない 人生崖っぷちJALスッチー緊急座談会【3】PRESIDENT Online ver.:PRESIDENT Online
咲子 でも残った人はみんな再生を信じていますよ。私も信じています。今度、鶴丸マークが復活したら、JALは再生するって。
絵里子 私もせっかく残れたから、お給料がどうこうじゃなくて、働ける場があるんだと思ってモチベーションを上げていこうと思っています。こんなときだからこそ、プロ意識は持たないとね。
それから婚活もがんばらないと。今のマンションは駐車場込みで17万円。引っ越しにもお金がかかるので、とりあえず貯金を切り崩して頑張ります。2年以内に年収1000万円以上の人を見つけたい。いえ、それよりちょっとくらい収入が低くても、私と両親を養ってくれる人なら、もう条件はつけない。
梨香 こんなになっても、みんなJALに愛情を持っているんです。今回辞められたチーフで、部下にこんな手紙をくれた人がいたんですって。
黒人女性とデート有名人の男性「JALが生き残るために私は辞めます。でも、みなさんの力でもう一度、日本で一番になれることを私は信じています。いい時代のJALをあなたたちに教えてあげられなかったことが一番悔しいです」と書いてあったそうです。
JALって本来そういう会社なんです。
麻衣 今後は本当に違う会社、スタイルの違う会社になっていくんだと思います。それは変わるチャンスなんだろうけれど、私にはどの方向に行こうとしているのか、ちょっと見えないですね。でも頑張らないと。私が残っているのは、子供がもう少し大きくなったとき、ママのスチュワーデス姿を見てもらいたいから。やっぱり、JALを愛していますから。
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今回取材した人々は、リストラされても減給されても、誰もがJALを熱く語った。今でも会社を愛しているのだ。
あなたのベビーシャワーのためにどのように多くの場所を登録しましたか?JALのCAやパイロットは、極めて高度なプロフェッショナル。ひとつのフライトを完璧に終えることに燃える「体育会系」のごとき集団だ。高給や高待遇に支えられ、ひたすら、ミッションを完結するための技術が磨き上げられ、優秀な「職人」はたくさん育った。しかし、かじ取りする本当の意味での管理職、経営陣は育たなかったのではないだろうか。
稲盛和夫会長兼CEOに就任早々、「八百屋すらできない」と言われた経営陣の多くは逃げ切り、ひたすら技術を磨いてきた職人たちが、人生の転換を迫られているのだ。ある意味で世間から隔離され、ひとつの目的に向かって精進してきたからこそ世界に誇るサービスが確立されたのだろう。が、それが本当に市場に求められるものなのか、会社の利益に貢献するのか、検証し、軌道修正する社員が欠けていたように感じる。
それは彼があなたを指示した場合、彼が誰かを好きなことを意味しているかつての花形職業・CAの場合は、女としての自分の売り時を最大限利用した人と、そうでなかった人で明暗がわかれた。結婚のみならず、普段から社外に目を向け、リスクヘッジを考えていたかどうかで今後の人生は大きく変わるだろう。
JALはいわば、巨大なガラパゴス島。そこにある問題は、日本企業全体の縮図に他ならないのではないだろうか。「目の前の仕事に全力を尽くした自分の身にこんなことが起こるなんて」と思ったときはもう遅い。今、ビジネスマンの誰もが、JALからの警鐘を無視しては生き残れない時代なのではないだろうか。
プレジデント 2011年3月7日号
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