☆Ha muitos PhDs no Japao.
を産総研の方々から伺った。
ん、なんのこっちゃ・・・
文系出身者にはわけがわからない用語 のならびですね。
いやpostdoctoral fellow (ポスドク)
博士研究員
の現状について
産総研
産業技術総合研究所の方々のお話をうかがった。
ひところ
東京工業大学の博士課程などに興味をもっていたもので
理系の博士課程の現状というものを見てみたかったわけです。
ポスドク・・・ 上述のwikipediaによると
ドクター取得後に任期制の職に就いている研究者や、そのポスト自体を表すようで、
これまたアメリカなどに比べると その成り立ちや制度の歴史は浅いようですが
産総研さんの資料(文科省の研究所調査らしいが)によると
2008年4月1日 時点でのポスドク は 11033名いて
このうち 民間企業就職は 5.6% 大学研究者?は 19.6%
ポスドクのままは 34.2% で 不明等というのが35.3%
となっています。
不明等 というのも不思議な話ですが
うーん 理系博士課程の将来も なかなか厳しいようです。
そのお話を伺ったなかに
ポスドク制度を利用しつつ 正式採用まで行っている企業の方が
また興味深い話をされておりました。
それは
市場を縦軸と 技術を横軸 にしたマトリックスで
↓市場
/兄埔
既存市場(新規参入)
4存市場(参入済)
⇒技術 A保有改良 B新規独自 C新規・導入
でかつては
´◆檻
すなわち 新しい市場に 新しい独自技術をいれることに力をいれていた日本では、理系博士課程の活躍の場も多く
大学研究室も活況であったが
いまは
経済、消費構造も変わり企業も短い商品サイクルに対応せねばならず、したがっておのずと
檻
独自に新しく作るのでなく、他の技術を引用して新たに市場を開拓して行くという状況で、そこには じっくりと研究をするなどという余裕はなく
技術者、 理系博士課程者も
新商品の開発から販売までの 一緒くたのPJ(プロジェクト)にくみこまれてしまう らしい。
だから
大学の研究室でじっくり というのは ほんの一握りであり
折角の 優秀な人材が 活かしきれずに滞留してしまうらしい。
そういえば 身近でも
自動車会社の理系研究者が 、販売、セールスの部門のなかで、サービスに直結した技術者として働く
なんていうのも もうずいぶん前からありますわね。
というような次第で
してみると、上記の不明 35.3%
というのは
日本を飛び出して 海外で研究、あるいは企業技術者としてはたらいていたりするのかもしれませんね
熟練技術者が 日本を飛び出し アジアで活躍
なんていうニュースは よくありますが
これでは 年配者 だけでなく、若手もどんどん 日本を出て行くのかもと
そんな感想をもちながら
そのあとの ポスドクのかたがたのいろいろな研究を見て回りました。
There are many PhDs in Japan.
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